*アトピー性皮膚炎でステロイドを使い続けてきた人がステロイド使用を中止するとリバウンドが起こります。

*このブログではそのリバウンドや病状が改善していく様子、病巣写真を上げていきます。

*ステロイド離脱は家族の協力が必要不可欠です。

*自分の病状や血液検査の数値はかなり高い方なので、重くてこの状態になるという認識で居てもらえると幸いです。

*自分のブログを見て興味を持った方は松本漢方クリニック http://www.matsumotokannpouclinic.com にアクセスして頂き松本仁幸先生の理論、医学をを学んで頂くとより一層理解が深まると思います。

また患者同士の意見交換の場となるブログを有志の方が開設されました→https://ameblo.jp/meneki-kanpo/

 そして松本漢方クリニック患者会も開設されました!⇒

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ここには完治された患者さん個人の手記や松本仁幸先生の言葉などを見ることができます。是非ご覧ください。


漢方治療開始2ヶ月2週間〜

2015年10月2週目

自分の身体に明らかな変化が現れる。

[2.松本医院に通う前]のページで松本医院に通う前、何を食べても舌がビリビリとしてアレルギー反応が出る、匂いを感じない、味を感じなくなっていたと書いていましたが、特に魚を食べた時に喉がビリビリと異常に痒くなっていたはずが、祖父から送られてきた鮭を焼いて朝食に食べた時、全くアレルギー反応が出ないどころか、ハッキリと鮭の旨みを感じられました。

 

何食べても味を感じないそしてアレルギー反応が出ていた自分にとって、本当に衝撃的な体験でした。

喉に不快感も出ず、味を感じるってこんなにもありがたく、素晴らしいことなのかと。

自然と涙がこぼれそうになるんですよね、味を感じて、美味しいと思える、喉にビリビリとした不快感もなく、ただただ美味しいと感じることが出来る。

 

そして匂いも感じられるようになりました。

ずっとこの頃足の皮が剥がれて、体液が出て何も考えることをやめ、現実逃避し引きこもっていた自分に、母親が「天気がいいからベランダに出てみない?」と誘ってもらい、外に出た時、空気の匂いを感じることが出来たんですよね。

ほんとに衝撃的で、昔中学生の頃まで感じていた匂いがそこにはありました。

 

これら2つの感覚が感じられた時、自分の世界に色が戻ってきた瞬間でした。

 

当たり前のことを当たり前に与えられてる時、人間は物足りないとか満足できないと感じることが多いと思いますが、

当たり前のものが失われた時にはなんで自分に当たり前のものがないのか、なんで自分だけが、といった悲愴的な感覚に襲われ、

そしてその失われた当たり前を取り戻した時、初めてこんなにも当たり前とされていることが、ありがたく、自分にとってかけがえのないものであり、自分を充足させてくれるものであったということに気が付きます。

 

普通が一番いいんだよっていう言葉をよく聞きますが、普通の状態の人間にはどうやってもそれは感じられないことだと思うので、当たり前のことに満足できなった時、1回その当たり前を自分から引き剥がして、失った感覚を存分に味わい、再び取り戻すと普通であることを幸せに感じられると思います。

 

2015年10月3週目

風呂上がりに上半身に尋常じゃない痒みが出るようになる。

尋常じゃない痒みとともに汗が止まらないのでバスタオルで汗を拭きつつ上半身をタオルで擦りながら搔いていたのですが、なかなか痒みが収まらず、1時間くらいずっと部屋の椅子に座りながら汗を拭きながら搔いていました。

1時間痒さが止まらずだと大きなバスタオル4枚がびちゃびちゃになるくらい、汗と体液が出ていました。

 

そして搔いた後等しく訪れる肌が崩壊した時のヒリヒリ感、1時間も掻きむしっているとかなり肌に傷が付くようで、貰った漢方薬をベタベタと塗ってようやく落ち着くといった状態でした。

落ち着いたあとは死んだように寝ていました、搔くという行為はかなりエネルギーを使うみたいで、1時間も格闘していると、疲労困憊でした。

 

2015年10月4週目

膝の皮がめくれ始める、お風呂で搔くと鱗が剥がれ落ちるように大量の象の皮のようになった皮膚が剥がれ落ちる。

自分が入ったあとの風呂はまさに皮風呂といった感じになっていました。

風呂を上がるとその皮が剥がれた部分から永遠に汁が出ていました、そのままだと色んなとこが体液だらけになるので、タオルを巻いてから寝ていたのですが、朝起きると巻いていたタオルがずくずくで体液を含みまくって白いタオルが黄茶色に変色していました。

 

2015年11月

起きると上半身が汗と体液でびちゃびちゃになっている。

これは丁度上で書いた風呂上がりに激しい痒みが襲われ、掻きむしっていた時と同じような量の汗と体液を寝ている時にかいてる感じでした。

寝転がると上半身から汗が漏れ出すような感覚もこの頃は常にありました。

濡れるのが不快だったので、乾かそうとして扇風機を回すと気化熱でとても寒い、、、

体の部分的に発熱してある部分には、保冷剤をタオルをまいてくっつけていると気持ちよかった。

 

この頃の病巣写真いきます

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*2015年11月3日撮影

 

手がまさに象の皮膚みたいになってますね。

この状態になっては風呂でベリベリと剥がれ、またこの状態になっての繰り返しでした。

足もまた鱗を貼っつけたみたいになってますか、これも剥がれ落ちて、また出来てを繰り返してました。

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ここまで読んでくれた方ありがとうございます。

味や匂いを感じることができ、アレルギー反応が出なくなったのがこの漢方治療で1、2を争うレベルで本当に衝撃的なことでした。

徐々に徐々に感覚や症状が変わっていきますね。

また続きも順次乗せていきたいと思います。

どうぞよしなにお願いします。