2019年09月

*アトピー性皮膚炎でステロイドを使い続けてきた人がステロイド使用を中止するとリバウンドが起こります。

*このブログではそのリバウンドや病状が改善していく様子、病巣写真を上げていきます。

*ステロイド離脱は家族の協力が必要不可欠です。

*自分の病状や血液検査の数値はかなり高い方なので、重くてこの状態になるという認識で居てもらえると幸いです。

*自分のブログを見て興味を持った方は松本漢方クリニック http://www.matsumotokannpouclinic.com にアクセスして頂き松本仁幸先生の理論、医学をを学んで頂くとより一層理解が深まると思います。

また患者同士の意見交換の場となるブログを有志の方が開設されました→https://ameblo.jp/meneki-kanpo/

 そして松本漢方クリニック患者会も開設されました!⇒

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ここには完治された患者さん個人の手記や松本仁幸先生の言葉などを見ることができます。是非ご覧ください。


漢方治療開始2ヶ月2週間〜

2015年10月2週目

自分の身体に明らかな変化が現れる。

[2.松本医院に通う前]のページで松本医院に通う前、何を食べても舌がビリビリとしてアレルギー反応が出る、匂いを感じない、味を感じなくなっていたと書いていましたが、特に魚を食べた時に喉がビリビリと異常に痒くなっていたはずが、祖父から送られてきた鮭を焼いて朝食に食べた時、全くアレルギー反応が出ないどころか、ハッキリと鮭の旨みを感じられました。

 

何食べても味を感じないそしてアレルギー反応が出ていた自分にとって、本当に衝撃的な体験でした。

喉に不快感も出ず、味を感じるってこんなにもありがたく、素晴らしいことなのかと。

自然と涙がこぼれそうになるんですよね、味を感じて、美味しいと思える、喉にビリビリとした不快感もなく、ただただ美味しいと感じることが出来る。

 

そして匂いも感じられるようになりました。

ずっとこの頃足の皮が剥がれて、体液が出て何も考えることをやめ、現実逃避し引きこもっていた自分に、母親が「天気がいいからベランダに出てみない?」と誘ってもらい、外に出た時、空気の匂いを感じることが出来たんですよね。

ほんとに衝撃的で、昔中学生の頃まで感じていた匂いがそこにはありました。

 

これら2つの感覚が感じられた時、自分の世界に色が戻ってきた瞬間でした。

 

当たり前のことを当たり前に与えられてる時、人間は物足りないとか満足できないと感じることが多いと思いますが、

当たり前のものが失われた時にはなんで自分に当たり前のものがないのか、なんで自分だけが、といった悲愴的な感覚に襲われ、

そしてその失われた当たり前を取り戻した時、初めてこんなにも当たり前とされていることが、ありがたく、自分にとってかけがえのないものであり、自分を充足させてくれるものであったということに気が付きます。

 

普通が一番いいんだよっていう言葉をよく聞きますが、普通の状態の人間にはどうやってもそれは感じられないことだと思うので、当たり前のことに満足できなった時、1回その当たり前を自分から引き剥がして、失った感覚を存分に味わい、再び取り戻すと普通であることを幸せに感じられると思います。

 

2015年10月3週目

風呂上がりに上半身に尋常じゃない痒みが出るようになる。

尋常じゃない痒みとともに汗が止まらないのでバスタオルで汗を拭きつつ上半身をタオルで擦りながら搔いていたのですが、なかなか痒みが収まらず、1時間くらいずっと部屋の椅子に座りながら汗を拭きながら搔いていました。

1時間痒さが止まらずだと大きなバスタオル4枚がびちゃびちゃになるくらい、汗と体液が出ていました。

 

そして搔いた後等しく訪れる肌が崩壊した時のヒリヒリ感、1時間も掻きむしっているとかなり肌に傷が付くようで、貰った漢方薬をベタベタと塗ってようやく落ち着くといった状態でした。

落ち着いたあとは死んだように寝ていました、搔くという行為はかなりエネルギーを使うみたいで、1時間も格闘していると、疲労困憊でした。

 

2015年10月4週目

膝の皮がめくれ始める、お風呂で搔くと鱗が剥がれ落ちるように大量の象の皮のようになった皮膚が剥がれ落ちる。

自分が入ったあとの風呂はまさに皮風呂といった感じになっていました。

風呂を上がるとその皮が剥がれた部分から永遠に汁が出ていました、そのままだと色んなとこが体液だらけになるので、タオルを巻いてから寝ていたのですが、朝起きると巻いていたタオルがずくずくで体液を含みまくって白いタオルが黄茶色に変色していました。

 

2015年11月

起きると上半身が汗と体液でびちゃびちゃになっている。

これは丁度上で書いた風呂上がりに激しい痒みが襲われ、掻きむしっていた時と同じような量の汗と体液を寝ている時にかいてる感じでした。

寝転がると上半身から汗が漏れ出すような感覚もこの頃は常にありました。

濡れるのが不快だったので、乾かそうとして扇風機を回すと気化熱でとても寒い、、、

体の部分的に発熱してある部分には、保冷剤をタオルをまいてくっつけていると気持ちよかった。

 

この頃の病巣写真いきます

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*2015年11月3日撮影

 

手がまさに象の皮膚みたいになってますね。

この状態になっては風呂でベリベリと剥がれ、またこの状態になっての繰り返しでした。

足もまた鱗を貼っつけたみたいになってますか、これも剥がれ落ちて、また出来てを繰り返してました。

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ここまで読んでくれた方ありがとうございます。

味や匂いを感じることができ、アレルギー反応が出なくなったのがこの漢方治療で1、2を争うレベルで本当に衝撃的なことでした。

徐々に徐々に感覚や症状が変わっていきますね。

また続きも順次乗せていきたいと思います。

どうぞよしなにお願いします。

前回の最初にも書きましたが、アトピー性皮膚炎でステロイドを使い続けてきた人がステロイド離脱をするとリバウンドが起こります。

このブログではそのリバウンドや治っていく様子、病巣写真を上げていきます。

またステロイド離脱は家族の協力が必須です。

自分の状態や値はかなり高い方なので、重くてこの状態になる可能性があるという認識で居てもらえると幸いです。

またこれを見て興味を持った方は松本漢方クリニック http://www.matsumotokannpouclinic.com  

 にアクセスして頂き松本仁幸先生の医学を学んで頂くとより一層理解が深まると思います。

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漢方治療治療開始1.5ヶ月〜

2015年9月後半

首顔の腫れが酷く異常に痒く、掻きむしった部分から体液が溢れ出す。

この頃から皮膚が鱗のごとく足の皮ボロボロと剥がれ始める。

掻きむしる度に皮が剥がれ、痛み、痒み、そして体液が溢れ出す。

そしてここまで皮が剥がれて体液が溢れ出すと皮膚がない状態+気化熱によって異常に寒く感じます。

 

まだ9月の暑い日だと言うのに部屋の扉を締め切り、真冬に使うような羽毛ぶとんを被っていましたが、それでも寒くガタガタと震えていました。

 

心配する家族が少し開けて除くだけで、吹雪が吹き込んだのかと思うレベルの寒さを感じました。

 

寒さと足の痛さ痒さしか頭になくて、曖昧にしかその当時のことは覚えてないのですが、母親曰く、少し扉を開けるだけで悲鳴を上げるように「寒いから閉めて!(;▽;)」と言っていたらしいです。

そして少し開けるとサウナの部屋の熱気がでてきたと思うほど、ムンムンした熱気が出てきたそうです。

 

真夏にサウナのような部屋にいても寒く感じると聞いた時家族はこの子もうダメなんじゃないかと思ったとも言っていました。

こんな状態にも関わらず、自分には弟がいるのですが弟と部屋が同じ(同じというか2人で1つの部屋という感じ)なので、弟からしたら真夏にサウナに入るなんてたまったもんじゃなかったそうで、学校から帰ってくると扉を全開にされるんですよね(笑)

これがまさに地獄、、、扉を閉めて、羽毛ぶとんをすっかり被っている状態でさえ寒く感じていたのに、全開にされると極寒の大地に放り出された感じでした、、、

こっから始まる口論、

「寒いから閉めてくれやぁ!」

「暑いねん!何度やと思ってんねん!」

今思うと弟の意見も至極真っ当だと思います、ただその時はそんな余裕全くなく叫び続ける自分(笑)

自分がギャーギャー言うもんだから渋々扉閉めてくれてたのは感謝感謝ですね。

皮膚が剥がれ落ち、体液が出続ける状態になるとこんなにも正常な人間とは乖離した感覚になるってすごいですよね、、、

 

そしてこんな時唯一の癒しだったのが、漢方風呂でした。

暖かい風呂に漢方の香り、そして普通のお湯なら沁みるのに漢方風呂なら全く沁みないんですよね。

地獄の日々の中にある癒しの時間、この漢方風呂がないと耐えきれなかっただろうなと思います。*漢方風呂は松本仁幸先生が開発した。

またこの頃の食事は全部母親や兄弟に運んできてもらっていて自分が動くのは漢方風呂とトイレくらいでした。

まさに要介護人そのものでした。

 

空気に触れるのも痛い状態のリバウンドの写真がこちら

またまた⚠️閲覧注意です。

 

 

 

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*撮影日2015年10月3日

 

2枚目が露骨に伝わると思いますが、皮膚がないですよね、、、

アトピー性皮膚炎でステロイドを塗っていた人間のリバウンド、自分で言うのもなんですが壮絶ですね。

それだけステロイドによって皮膚が変異してたってことですよね、それを剥がして普通の皮膚に戻ろうとしている様子、体が漢方によって高められた免疫で必死に戦っているということです。

 

2015年10月半ば

手足のまだ皮膚が剥がれていない場所に水膨れのようなものが沢山でき始める。

 

またこれだけ体液がドバドバと出ているせいか、あらゆる所が赤い薬や黄色い薬でカバーしても乾燥するとも書いていました。

 

ほんとにどんなけタオルやテッシュで拭っても体液が無限に出てきました。

普通に寝ると一晩で布団がグチャグチャになるので、バスタオルを巻いたり、タオルを足にまいたりしていました。

 

2015年10月後半

少し体液がでにくくなったかと思うと、突発的に激しい痒みが訪れ、掻きむしると体液が溢れ出す。

更に腕が痒くなり始め、足と同じように赤みがきつくなり皮膚が剥がれ始める。

また顔も寝ている間に掻きむしり、朝起きると体液が固まった状態になり、髪の毛も体液で固まったりしている。

この状態で普通のお風呂に入ると傷口に染みて火が出るような激痛が走る。

耳からも体液と時々血が混ざって出る、耳も体液が固まって耳を塞いだようになっている。

首、腹も痒みがすごい。

 

こうやって自分の状態や掻きむしってる記録を見ると、まさに自分の体から悪いものを掻き出そうとしているように感じる。

 

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ここまで読んでくれた方ありがとうございます。

松本仁幸先生が言ってくれた「必ず治るから」という言葉を信じてひたすら耐える日々。

皮膚が剥がれ、体液が出た時の気化熱でこんなに寒くなるとは、自分のこの生活の中でかなり衝撃的でした。

TARC値に関しては次に測ったのが12月だったので、次の次くらいのブログで載せると思います!

また続きも順次載せていきますので、どうぞよしなにお願いします!

 

 

まず自分の記録を語り始める前に、

ステロイドをつかってた人が、ステロイドの使用をやめると抑えられていた免疫が復活するので、間違いなくリバウンドが起こります。

また自分がここに貼る自分の病状を写した写真がまさにそのリバウンドです。

家族の理解、協力が絶対的に必要です。リバウンドが大きいと動けなくなることもあります。

松本仁幸先生に救われ、松本仁幸先生の理論を理解している人、理解しようとしている人ならばそれを理解することは造作でもないと思います。

しかし松本仁幸先生(松本漢方クリニック院長http://www.matsumotokannpouclinic.com)を知らない多くの方々は現代医療のいかに免疫を抑えて症状をとるかという治療しか見てこなかったと思うので、このブログを読んだ時に酷くなってるだとか、誤ったことをしているなどという誤解を持ってしまう可能性があると思います。

たしかにリバウンドした瞬間だけを見ると悪化しているように見えるかもしれませんが、

間違いなく、根本から治っていってるということを(まだ現在も治療中ですが)自らの経験、治療過程、病巣写真を公開して皆さんに伝えていきたい、知っていただきたいと思います。

またこれを見た方知った方が松本仁幸先生の理論を知っていただきたいと思います。

そして松本漢方クリニック患者会も開設されました!⇒

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ここには完治された患者さん個人の手記や松本仁幸先生の言葉などを見ることができます。是非ご覧ください。



 

2015年8月1日

ステロイド離脱、漢方治療開始

その日はよく晴れた猛暑で自転車と電車に揺られ高槻駅まで行き、自分は場所を知らないので母親について行きました。

駅の右側の出口から人工的に霧を出している通路を下り、エスカレーターを下り、左手に見えるミスタドーナツの上階に松本医院(現在、松本仁幸先生は松本漢方クリニック http://www.matsumotokannpouclinic.com )が見えてきました。

何故か分かりませんが懐かしいように思えました。

そして院内に入ると、恐らく全ての方が感じるであろう漢方薬の匂いが充満していました。当時匂いを感じにくくなっていた私ですらハッキリと分かるくらいの漢方の匂い、しかし人工的な匂いのように鼻をつく匂いではなく、ずっと吸っていたい位の体に馴染むような匂いだったことを今でもハッキリ覚えています。

そして患者さんの数ははっきりとは覚えてませんが、かなり沢山いらっしゃったと思います。

 

初診(18年程前に来ていたとはいえかなり時間が経っているので初診)で名前は覚えていませんが、松本医院に通ってる方なら顔なじみのベテランのおばちゃん看護師さんさんから問診票を渡され書いていると診察室から聞こえてくる大きな声(笑)

 

母親にあの声が松本仁幸先生だよって言われてめちゃくちゃ元気な人なんやなぁって言うのが顔を見る前の初めの印象でした。

また院内にある手記に目を通していると、数々の患者さんの感謝の声や治っていく過程、血液検査による数値の値を書いてる人の手記なども見ることが出来ました。

 

そして名前を呼ばれいざ診察室に入り松本仁幸先生の顔を見た時の印象は、声とか喋り方には似つかない優しい顔、そしてその中に寂しさがあるなぁ、という感じでした。

 

なんで来たのか等を話していくうちに実は18年程前に自分が赤ん坊の時に来たことがある、ということを伝えると松本仁幸先生が「なんで裏切ったんや」と寂しい顔で言ってはったのが強烈に脳裏に焼き付いています。

金銭的に苦しくて云々を喋っているとそうかそうかと、仰っていました。

 

先生と喋ったあと血を抜くために上でも書いたベテラン看護師さんに採血してもらいましたが、最初に針を指す時だけの痛みで他は全く痛みを感じず上手い人だなぁと感じたのも印象的でした。

その時の血液検査の主な結果は以下の通り、カッコの中は基準値

 

IgE17200 (20)

TARC 3379 (450未満)

EIA値 34.7 (2未満)

 

IgEはグラフにして振り返ると山なりになって、リバウンドのピークが頂点でそこから下がっていくと先生が仰っていました。今はまだその始まりだと。

 

診察が終わり、待合室というか今ではお馴染みの椅子に座っていると、呼ばれてその時に貰ったのが、アトピー性皮膚炎の紫雲膏、中黄膏、漢方浴剤(漢方風呂)

 

帰宅し早速漢方風呂にはいると漢方の匂いはもちろん、肌が今までにない感じで潤ってとても気持ちよかったのが印象的でした。

また赤色と黄色の塗り漢方薬もしっかり塗りました。

 

こんな流れで漢方と再び出会い治療を初め1月後の足がこんな感じ、⚠️かなり痛々しいので閲覧注意です!



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*2015年9月19日に撮影

いやぁ、来てますねリバウンド、顔を晒すのは少し恥ずかしいのと初めに症状がではじめたのが足だったので足ばかり撮影しています、またこの後も手、足の撮影が続きます。

またこの時に残していたメモには、

足の皮膚が剥がれ出し、汁が溢れ出す、首、顔も猛烈なかゆみが走り汁が出始める。

と書いてありますね。

またこの時はまだバイトに行っていたのですが、バイトのユニフォームが体液でガシガシ(特に膝裏)になっていました。

というかこんな状態でよくバイト行けてたなって言うのが今思う感想です(笑)

 

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最後まで読んでくれた方々ありがとうございます。

画像を見てもらうとわかる通り、一人じゃこの治療はまず厳しいです、家族の支え、協力が無くしては不可能だと思います。

ここまでが松本先生と再び出会い、漢方治療、ステロイド離脱を初めてから1ヶ月半程になります。

現在5年目なのでほんとに最初の少しの期間です。

自分でも改めてこうして自分の足の状態を見返した時、よく生きてたな、って言うのが率直な感想ですね。

ここからリバウンドの頂点に向けてどんどん見るに耐えない写真が出てくると思うので閲覧注意です、、、

この続きの写真や、IgE抗体値、ヘルペス価も徐々に更新していきますので、よろしくお願いします!


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私は生まれつきアトピー性皮膚炎で母の話によると生まれが高槻であり、近くに住んでいた為、2歳の時に松本医院で松本仁幸先生(現在は松本漢方クリニックにいる)(http://www.matsumotokannpouclinic.com)によってアトピー性皮膚炎を完治してもらっていたそうです。

また有志の患者さんが意見交換の場となりうるブログを開設されました。→https://ameblo.jp/meneki-kanpo/ 

では何故現在24歳、再び松本医院にかかることになったのか

小学生の頃は喘息も酷かった為に、夜間救急病院に連れて行かれて、喘息の吸入や、常備薬で吸入剤を使い続けていたこと、これもステロイドの1つだったと思います。

ステロイド軟膏剤に関しては、中学3年の高校受験の時まで遡ります、高校受験のストレスからか湿疹が出始めました。

この時兄弟が自分の他に3人いたことや、収入も少なかった為に、漢方治療を選択することが出来ませんでした。

そして某総合病院に行き、ステロイドと保湿剤の混合薬をもらい塗り始めました。

これが地獄の始まりだとはその時は知る由もせず、、、

 

ステロイドを塗るとすぐ治ったように見えるのは、ステロイド使ったことがある人、使ってる人なら周知のことだと思います。

自分も例の通りでガサガサ、すごく痒かった部分(膝裏、肘の間接)が治ったようで、「これはすごい!これを塗れば痒みから解放されて勉強が捗るぞ!」こんな風に思っていました。

結果、第1志望校の京都で上位の高校に受かれたのかと思いきや、落ちました(笑)

この時にもう運命的なことは決まっていたのかも知れませんね

 

結果滑り止めの私立高校に通うことになったのですが、やっぱなんだかんだでどこに行こうとも高校は楽しいものですよね、体の異常な痒みさえ無ければ。

 

中学3年からステロイドを使い始めて、順調に高校生の間も使い続けていると、初めに貰ったステロイドと保湿剤の混合薬が効かなくなってきてることに気づきました。

 

それまで定期的に通っていた某総合病院で初めて薬のグレードが上がりました。

この時の自分はやはり愚かで、全く調べようともしませんでした。もっと言うと中学3年の時に自発的にステロイドについて知るべきだったと今になってつくづく思います。

 

そして薬のグレードが上がりまたしばらく美容の如く塗りたくって過ごしていると、高校3年で、またやって来ました受験が、、、

中学3年の時はステロイド自体使い始めで、なんの問題もないように感じていましたが、高校3年、このときで既に3年以上使い続けてたこともあり、体は相当おかしくなっていたと今改めて思います。

状態の例として、躁鬱状態、頭が異常に痛い、鼻水が止まらない、体の至る所が常に痒い、目やにがたくさん出る、全く集中が続かない等。

 

こんな状態で大学受験に臨みましたが、高校受験同様に落ちました(笑)

そしてこの時は滑り止めと言われていた私立でさえも落ちたので行くとこがありませんでした。いわゆる宙ぶらりん状態になった訳です。

そんな時目に入ったのが予備校の募集のチラシ、どこにも受からなかった恥ずかしさから迷わず、予備校に行くことに決めました。

上で書いたように兄弟も多く、家庭の収入もあまり無かったので、教育資金を借りて、つまり借金をして、ステロイドを使いながら浪人生活を送ることに決めた訳です。なんて愚かなんだろうか、金がなく漢方治療を選ばなかったのに、借金をしてステロイドを使い続ける選択をしたのです。

 

そして浪人生活の1年間ステロイドを塗りまくり、朝9時から夜9時まで某予備校にこもり続ける超ストレス状態の生活が始まりました。

自分で自分を崩壊に導くとはまさにこの事だと思います。

1年経ってさぁ大学受験だ!となった時、現役の時でさえ上記の状態でしたが、さらに状態は酷くなり、常に興奮状態、重度の躁鬱状態(何かに気を向けていない時は死ぬとか誰かを殺すみたいなことを考えるようになっていた)、全身の痒み、滝のような鼻水(常に箱ティッシュを持っていた)、目やにが酷い、集中が続かない、匂いを感じない、味を感じない、何を食べても舌かビリビリとアレルギー反応を示すようになっていた、顔が真っ赤っか、等

 

こんな状態なんで第1志望校に受かるはずもなく結果、後期受験でなんとか地方の公立大学に合格しました。

しかし上記の様な状態である為、大学に入学してからも、全く学問に集中できずなんの為に大学に来たのか、なんの為に居るのか分からなくなっていました。

またこの頃には昼間であるにも関わらず、常に眠さが酷くて講義をほとんど寝ていました。

そして前期が終わろうとしている頃、もうダメだと、自分このままやと確実に精神が崩壊すると思ったので、2015年8月1日から遂に松本医院に通い始めました。この時は治るならどんなことでも、どんな状態になろうとも、今の味も感じない、匂いも感じない、頭も痛い、洪水の鼻水、全身がかゆい、目やにが酷い、集中力の欠如、常にイライラしている、常に興奮状態、何を食べてもアレルギー反応がでるというまさに生き地獄から脱する為であればなんでも受け入れるという一心でした。

 

⇒漢方治療開始へ続く。

 

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ここまで読んで頂いた方ありがとうございます!下手な文章で読みにくいと思いますがどうぞ優しい目で見て頂けると幸いです。

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・自己紹介

はじめまして!

とろんと申します。

松本医院でアトピー性皮膚炎の治療を始めて5年目の24歳です。

 

このブログでは自分のステロイド離脱の壮絶さ、また今の医療界(特に皮膚科)に対する疑問等、闘病体験を綴ります。

また皆に知ってもらいたいことを書いていこうと思います。

よろしくお願いします!

 

松本漢方クリニックHP⇒

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