前回の最初にも書きましたが、アトピー性皮膚炎でステロイドを使い続けてきた人がステロイド離脱をするとリバウンドが起こります。
このブログではそのリバウンドや治っていく様子、病巣写真を上げていきます。
またステロイド離脱は家族の協力が必須です。
自分の状態や値はかなり高い方なので、重くてこの状態になる可能性があるという認識で居てもらえると幸いです。
またこれを見て興味を持った方は松本漢方クリニック http://www.matsumotokannpouclinic.com
にアクセスして頂き松本仁幸先生の医学を学んで頂くとより一層理解が深まると思います。
また患者同士の意見交換の場となりうるブログを有志の方が開設されました!→https://ameblo.jp/meneki-kanpo/
そして松本漢方クリニック患者会も開設されました!⇒
https://sites.google.com/view/matsumotokanpoclinicpatients/
ここには完治された患者さん個人の手記や松本仁幸先生の言葉などを見ることができます。是非ご覧ください。
漢方治療治療開始1.5ヶ月〜
2015年9月後半
首顔の腫れが酷く異常に痒く、掻きむしった部分から体液が溢れ出す。
この頃から皮膚が鱗のごとく足の皮ボロボロと剥がれ始める。
掻きむしる度に皮が剥がれ、痛み、痒み、そして体液が溢れ出す。
そしてここまで皮が剥がれて体液が溢れ出すと皮膚がない状態+気化熱によって異常に寒く感じます。
まだ9月の暑い日だと言うのに部屋の扉を締め切り、真冬に使うような羽毛ぶとんを被っていましたが、それでも寒くガタガタと震えていました。
心配する家族が少し開けて除くだけで、吹雪が吹き込んだのかと思うレベルの寒さを感じました。
寒さと足の痛さ痒さしか頭になくて、曖昧にしかその当時のことは覚えてないのですが、母親曰く、少し扉を開けるだけで悲鳴を上げるように「寒いから閉めて!(;▽;)」と言っていたらしいです。
そして少し開けるとサウナの部屋の熱気がでてきたと思うほど、ムンムンした熱気が出てきたそうです。
真夏にサウナのような部屋にいても寒く感じると聞いた時家族はこの子もうダメなんじゃないかと思ったとも言っていました。
こんな状態にも関わらず、自分には弟がいるのですが弟と部屋が同じ(同じというか2人で1つの部屋という感じ)なので、弟からしたら真夏にサウナに入るなんてたまったもんじゃなかったそうで、学校から帰ってくると扉を全開にされるんですよね(笑)
これがまさに地獄、、、扉を閉めて、羽毛ぶとんをすっかり被っている状態でさえ寒く感じていたのに、全開にされると極寒の大地に放り出された感じでした、、、
こっから始まる口論、
「寒いから閉めてくれやぁ!」
「暑いねん!何度やと思ってんねん!」
今思うと弟の意見も至極真っ当だと思います、ただその時はそんな余裕全くなく叫び続ける自分(笑)
自分がギャーギャー言うもんだから渋々扉閉めてくれてたのは感謝感謝ですね。
皮膚が剥がれ落ち、体液が出続ける状態になるとこんなにも正常な人間とは乖離した感覚になるってすごいですよね、、、
そしてこんな時唯一の癒しだったのが、漢方風呂でした。
暖かい風呂に漢方の香り、そして普通のお湯なら沁みるのに漢方風呂なら全く沁みないんですよね。
地獄の日々の中にある癒しの時間、この漢方風呂がないと耐えきれなかっただろうなと思います。*漢方風呂は松本仁幸先生が開発した。
またこの頃の食事は全部母親や兄弟に運んできてもらっていて自分が動くのは漢方風呂とトイレくらいでした。
まさに要介護人そのものでした。
空気に触れるのも痛い状態のリバウンドの写真がこちら
またまた⚠️閲覧注意です。

*撮影日2015年10月3日
2枚目が露骨に伝わると思いますが、皮膚がないですよね、、、
アトピー性皮膚炎でステロイドを塗っていた人間のリバウンド、自分で言うのもなんですが壮絶ですね。
それだけステロイドによって皮膚が変異してたってことですよね、それを剥がして普通の皮膚に戻ろうとしている様子、体が漢方によって高められた免疫で必死に戦っているということです。
2015年10月半ば
手足のまだ皮膚が剥がれていない場所に水膨れのようなものが沢山でき始める。
またこれだけ体液がドバドバと出ているせいか、あらゆる所が赤い薬や黄色い薬でカバーしても乾燥するとも書いていました。
ほんとにどんなけタオルやテッシュで拭っても体液が無限に出てきました。
普通に寝ると一晩で布団がグチャグチャになるので、バスタオルを巻いたり、タオルを足にまいたりしていました。
2015年10月後半
少し体液がでにくくなったかと思うと、突発的に激しい痒みが訪れ、掻きむしると体液が溢れ出す。
更に腕が痒くなり始め、足と同じように赤みがきつくなり皮膚が剥がれ始める。
また顔も寝ている間に掻きむしり、朝起きると体液が固まった状態になり、髪の毛も体液で固まったりしている。
この状態で普通のお風呂に入ると傷口に染みて火が出るような激痛が走る。
耳からも体液と時々血が混ざって出る、耳も体液が固まって耳を塞いだようになっている。
首、腹も痒みがすごい。
こうやって自分の状態や掻きむしってる記録を見ると、まさに自分の体から悪いものを掻き出そうとしているように感じる。
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ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
松本仁幸先生が言ってくれた「必ず治るから」という言葉を信じてひたすら耐える日々。
皮膚が剥がれ、体液が出た時の気化熱でこんなに寒くなるとは、自分のこの生活の中でかなり衝撃的でした。
TARC値に関しては次に測ったのが12月だったので、次の次くらいのブログで載せると思います!
また続きも順次載せていきますので、どうぞよしなにお願いします!
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